2008年 06月 11日
先程、両親がロンドンから帰国の途に就いた。私は、仕事が超逼迫した状況で、かつ月曜には同僚も呆れ果て同情してくれるような信じがたいことも発生したりしたのだが、両親が居てくれたおかげで気分転換ができ、助けられてしまったように思う。 昨晩、その職場で発生した信じがたいことを両親に話していたら、気づいたらもっと深くて重い話をしてしまった。昨年来何度目かの重い話だったが、いつも普通に受け止めてくれる両親に、本当に本当に感謝している。しかも、ただ受け止めるだけではなく、本当はもっといろいろ主張してくれても良いと思うのだが、一歩も二歩も引いたところから見守ってくれている。私は、あなたたちの子供で、あなたたちが私の親で、本当に良かった。最近、よくそう思う。ありがとう。しかし、「後期高齢者」の仲間入りをしようかという年齢の両親を、いつも心配させるようなことばかりで、本当に反省している。自己嫌悪。 ちなみに、重い話を少しでも軽くするため?に、両親がイタリアから担いできたワインを3人で全部飲みきってしまった。すまん。でも、高級イタリアンワイン、美味でした。 今日は、私は午前中仕事に行き、午後空港に向かう前の両親とランチ。仕事があまりに忙しくて、彼らに全くつき合ってあげられなかったうえに、逆に重い話につき合ってもらってしまったので、出発前のランチぐらいは少し良いものをと思い、軽めの食事をご希望だったので、近くのBibendum Oyster Barに行った。 10年以上前に私がロンドンに住んでいたときも、このレストランでオペラ前に一緒に食事をしたねーなどと思い出話をしながら、軽めのランチをいただいた。注文した鴨も蛸も鶏肉も美味だったが、デザートに一つだけとったカシスのタルトが異様なまでに美味だった。カシスのタルトといえども、正確にはチーズケーキ(bakedではなく生のタイプ)のチーズ部分がカシス味で、チーズとカシスと甘みのバランスが実に実に絶妙だった。こんな美味しいケーキは日本でも海外でもほとんど食べたことがない。美味しいものが大好きな我々3人が、一口食べて皆絶句するぐらいの美味しさだった。 普段は全てにおいて控えめな両親だが、カシスのタルトがあまりに美味しかったせいか、夫婦二人で楽しそうにどんどん食べる様子を見てなんだか嬉しかったし、なんだか少しだけほっとした。 さて、いまから金曜の朝9時半までノンストップ。何があってもくじけず進まなければ。
by kototora
| 2008-06-11 04:04
| life in London
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