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London研究日誌

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2004年 10月 25日

デザートの美味しい「おかまちゃん」レストラン in ジュネーブ

先週金曜はお昼頃にジュネーブ・コルナバン駅周辺に用事があったので、そのまま妻と待ち合わせて久々に外でランチをしましたので、そのご報告。我々が行ったレストランは、

L'Evidence
13, rue des Grottes, Geneva 1201
Phone: 022 733 6165

ここは以前から横を通るたびにお客さんが多く、花や草木がこんもりしてとっても良い雰囲気でしたので気になっていたのですが、なかなかチャンスがなく今回はじめての訪問でした。

お店に一歩入ると目の前のカウンターに山盛りのデザートが所狭しと並べられており、期待が高まります。店内は外観どおり花や草木で豪華に飾りつけられており、カジュアルなんですがとっても良い雰囲気でした。で、席について今日のランチ19CHFを注文してふと気づいたのですが、サーヴしてくれるギャルソンが独特。

妙になめらかな(くねくねした)物腰、完璧なきめきめのファッション、張り付いたような満面の笑み、じっとりしたような(絡みつくような?)視線、「これがおすすめなのよん」といったような話し方。間違いありません。この人、ゲイです。で、周りをみてみると、ここにもあそこにもゲイっぽいギャルソン達。どうやらこのレストランはゲイで有名なところだったようです。後でサイトで調べてみると、Gay-friendly restaurantと紹介されていました。まあヨーロッパにはゲイいっぱいですから、そうと分かればどうっていうことは無いのですが、これほど「見るからにゲイ」密度が濃いのも珍しいので、妻と二人でしばし観察しちゃいました。

そうこうしているうちに、満面の笑みと共に料理が運ばれてきました。この日のメインは白身魚のレモン風味のソテーでしたが、大変美味でした。また、付け合せの温野菜とイカ墨のリゾットも完璧で、このレストランは相当レベルが高いと感じました。次回は肉料理も食べてみたいですね。

メインが終わっていよいよお待ちかねのデザート。カウンターまで行って選んでよいと言われたので、妻と二人で悩みまくって二種類ずつ、計4種類のデザートを注文しました。私はタルト・タタンとシュークリームのようなケーキ、妻はマロンクリームの日本で言うところのモンブランとプリンを選びました。ヨーロッパのケーキはどれも脳が痺れそうなぐらい甘いのが特徴なのですが、このレストランのデザートは甘さ控えめで、大変大変美味でした。特に、妻の選んだマロンクリームの「モンブラン」が濃厚な栗の味が大変美味しく、これだけを食べに来る価値もあるかもしれません。

あと、もう一つ独特のサービスがありました。メインが終わってテーブルの上を片付けたと思ったら、いきなり大皿に山盛りのチョコが運ばれてきました。妻と二人で目を白黒させていたら、メインの終わったテーブルに次々とチョコの大皿が運ばれていましたので、このレストランのサービスの一つなんだと納得しました。皆さんチョコをばくばく食べていらっしゃいましたが、我々はぼちぼち。このレストランには、チョコに目の無い下の娘Hを連れてきちゃいかんな~と話しながら2~3個つまんだだけでした。

ということで、満腹になって満面の笑みで送り出されるまで、いろんな意味で楽しめるレストランでした。美味しい料理とデザートもさることながら、ゲイの方には出会いも期待できるかも?

そうそう、ゲイに関しておまけのお話。国際機関にも当然ですがゲイの方が多く勤務されています。で、数年前にジュネーブのとある国際機関で職員のweb利用について調査をしたところ、職員が勤務中に閲覧したサイトの上位にwww.eurogay.comというサイトがあったそうです。勤務中には慎みましょうね~。はは。

by kototora | 2004-10-25 17:54 | gourmet & travel


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