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London研究日誌

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2006年 06月 13日

ワールドカップ2006

日本負けちゃいましたね。この日は家にいたので、ライブで見ていたのですが、監督の采配以前に、実力差がありすぎたように見えました。

ま、サッカーなんてほとんど見たことのない素人の発言ですから、聞き流していただきたいのですが、昨日のフランス-スイス戦やブラジル-クロアチア戦で見られた正確さとスピード、どん欲にシュートを打つ姿勢、ボールコントロールなどを素人目で比較すると、全ての面で日本は圧倒的に格下という印象でした。オーストラリアと比較しても、実力差があるような気がしたんですが、日本では楽勝?ムードだったようですよね。

これ、どこかで体験したような。。。そう、2月の冬季オリンピックの再現のような気がしませんか?

マスコミが、日本は強いんだ、日本選手は世界のトップレベルだと持ち上げすぎていません?オリンピックでもたしか二桁のメダルは取れるとか予想していたように思いますし、オーストラリアにも3-1とか2-0で勝つなんて予想をしていましたが。。。現実はメダル1個だけだし、逆に1-3で負けているし。ま、紙一重のところでメダルが取れなかったり、負けたりしているのかもしれませんが、それにしても持ち上げ方が過剰すぎ。

もっと現実を見るべきだし、現実に即した報道をすべきじゃありませんか。

も一つ、幸い国外にいるので私にはあまり影響はないのでラッキーなんですが、日本では相変わらず変な芸能人達がサッカー中継でわいわい出てきているんでしょうね。あれ、うざくないですか?オリンピックの時もそうですが、ただぎゃーぎゃー騒ぐだけの人をテレビに出す意味は何なのか、全く理解不能です。

その点スイスのテレビはプロフェッショナルに徹しており、実に好感が持てました。スイスの国営放送(フランス語圏はTSR)は、実況はアナウンサー一人のみが担当し(おそらく)、試合中はきーきーうるさい解説者はいないし、もちろんうざい芸能人なんて出てきませんので、落ちついて試合を見ることができました。なお、解説者は試合の前後とハーフタイムに出て来て、冷静な解説に徹していました。ちなみに、フランス-スイス戦では実況時にアナウンサーに解説者がいたような気がしましたが、どうだったんだろ。ま、いずれにせようるさくは感じませんでした。

この違いは、厳しい見方をすると、テレビ制作者の知性の違いかもしれません。もちろん、観る側の知性も関係あるかもしれませんが、日本であのばかげた熱狂を良いと思っている人が何人いるのか、疑問ですね。

少なくとも私は、日本ではオリンピックもスポーツもF1もテレビで観たいとはあまり思いませんでした。実況は、古館某の影響か、ただ意味不明の言葉を連発してtoo emotionalでうるさいだけし、それに加えてきーきーうるさい解説者やただわめき散らす芸能人のおかげでひどく下品だし、狂ったように繰り返しかかるテーマソングなる歌謡曲も非常にうざいし。あぁ、思い出すだけでいやになる。なんとかならんのか。

以上、海外在住者の戯れ言でした~

by kototora | 2006-06-13 19:29


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