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2007年 01月 24日

円、対ユーロで最安値更新、対ポンドで92年9月以来の安値に

うわっすごいなあ。

いまはポンド建てで給料をもらっているのであまり大きな影響はないのだが、それでも日本発行のカードを使うケースもあるので(=日本円で支払い。。。あいたたた)、この円安はけっこう痛い。。。

以下Nikkei.co.jpより抜粋

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23日午前のロンドン外国為替市場で円が欧州通貨に対して下落している。ユーロ圏や英国の金利先高観に加え、「日本は今後も利上げが難しい局面が続く」との見方が広がっており、対ユーロや対英ポンドで円売りが加速。対ユーロで一時、1ユーロ=158円08銭とユーロ導入以来の円の最安値を更新。対ポンドでも一時、1ポンド=241円03銭前後まで下落し、92年9月以来、約14年4カ月ぶり安値を付けた。
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by kototora | 2007-01-24 01:04 | life in London
2007年 01月 23日

No room to swing a cat (or a cue)

今日は予報通り寒い!特に帰りは寒くて死にそうになりました。明日はしっかり着込んでいこう。

ところで、今日のThe Timesに出ていた興味深い記事。実は、今日のタイトルはその記事の一部。そのまま直訳すると、「ネコ(あるいはビリヤードのキュー)を振り回すスペースもない」という意味になるんですが、タイトル全文は、以下の通り。

No room to swing a cat (or a cue) in the 12ft x 6ft flat for sale at £170,000

(直訳) ネコやビリヤードのキューを振り回すスペースもない4畳一間のマンションを4000万円で販売中

なお、12ft x 6ft = 3.6m x 1.8m = 6.5平米 = 4畳、という計算になっています。あと、£1 = 240円で計算しています。

ロンドンの不動産価格は異常だとは思っていたのですが、ぼろぼろで20年以上物置として使われていた地下の4畳一間が4000万ですよ!もっとも相場の2倍とは書いてありますが、それにしても高い。しかもこのフラット、我が家から徒歩10分だし。。。

実は、10年前に私の住んでいたフラットの大家さんが、留学を終えて日本に帰る際に800万円ぐらいで買わない?と聞いてきたのですが、お金がなかったし、ロンドンに戻ってくるかどうかも分からなかったので断ってしまった。もし、あのとき買っておけば今頃5000万円ぐらいになったはず。。。ううう。失敗した!

なお、この物件の間取り図は以下の通り。ネコがちとかわゆい?というか、可哀想かも。あはは。

この値段にもかかわらず、すでに買い手が3人もいるのが恐ろしい。いったい何を考えているんだ、ロンドンの人たちは。

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以下、The Times.comより抜粋

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No room to swing a cat (or a cue) in the 12ft x 6ft flat for sale at £170,000

As boltholes go, there is more than enough to make you bolt. A room the size of a snooker table and which has been a janitor’s storeroom for almost 20 years has just gone on the market as a one-person flat. The record-breaking asking price? A startling £170,000, plus up to £30,000 to make it habitable.

At just 6ft by 12ft long — plus a cupboard to shower in — the residence, in Chelsea, West London, is the smallest individual property ever to go on sale in Britain. At more than £2,000 per square foot — not including refurbishments — it is also almost double the rate for houses in the centre of the city.

The basement room at 18 Cadogan Place, which is full of rubble, has not seen a decorator’s brush since the late 1980s. It has been used for storing building materials since it was vacated by a caretaker and will need rewiring, repainting and a new kitchen and bathroom. The “kitchenette” occupies a tiny alcove, while the “bathroom” is a shower in an ensuite cupboard, described as the size of a sidetable.

But the property does offer the chance to develop a miniature, minimalist apartment in one of the most prestigious areas of London.

Jason North, associate director at Lane Fox, said that it would be perfect for a resident who needed room for a housekeeper or au pair. But it has also attracted interest from those who need a cheap space during the week, and from buy-to-let investors, who could let it at up to £150 per week.

With refurbishment work done, the price will rise to almost £2,400 per square foot. The average price per square foot is about £1,200 in Central London, just £232 in Brighton and a piffling £147 in Leeds.

The flat is a fraction larger than that thought to be Britain’s smallest, a 62 sq ft former cupboard at Pembridge Villas, Notting Hill, which was valued at £100,000 two years ago but which has yet to come on the market. The recommended minimum for a prison cell is just under 60 sq ft.

The Cadogan Place flat was put up for sale on Wednesday morning; by Friday it had had three offers. The agents are conducting viewings by torch light. It has a door leading on to a lightwell which the buyer may be allowed to use as a “sort of courtyard”. The property also boasts, if that is the word, a separate window. It would be unwise, therefore, to bring along the proverbial cat, not least because there would be no room to swing it (and yes, we do know that the “ cat” in the saying is the cat-o’-nine-tails).

The hunt for Central London properties has grown ever fiercer. Prices in locations such as Chelsea, Knightsbridge and Mayfair rose 23.9 per cent last year, while family homes in the area were up 46.4 per cent.

The average house price in England and Wales is now £172,006, up almost 7 per cent in a year, according to the Land Registry. However, data from the property website Rightmove, published today, suggests that the figure has reached £222,859.

The flat is owned by the other residents in the building, who put it on the market to recoup costs from their purchase of the freehold — which they plan to share with their new downstairs neighbour.

This is yet another example of the sky-high prices people will pay if the location is right. A dilapidated garage on the Sandbanks Peninsula in Poole, Dorset, was sold in November 2005 for £250,000. Three months earlier a two-car space in Notting Hill went for almost the same sum.
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by kototora | 2007-01-23 03:25 | life in London
2007年 01月 22日

Go back to the slums

今週は欧州全体に寒波がくる模様。ロンドンも氷点下まで気温が下がり、明日、明後日と初雪になるかも。ジュネーブはマイナス11度の予報でした。ぶるっ。

ところで、先週(先々週?)から英国・インド間で大騒ぎになっている人種差別問題について。

Channel 4の人気(?)番組のCelebrity Big Brotherにおいて、参加者の一人(Jade Goody)が、インド人の別の参加者(Shilpa Shetty、インドでは超有名な女優らしい)にタイトルの発言をしたことが原因で、双方の国のマスコミを巻き込んで大騒ぎに。この映像(part1part2)を見れば、そのひどい状況が分かります。

私はこの番組は見たことがないので、どういった背景でこんなことになったのか分かりませんが、それにしてもJade Goodyの下品さには驚きました。racistとか言う前に、テレビに出して良い人なのかどうか疑問だなあ。どんな才能のある人なのかは知りませんが。

ちなみに、視聴者からの空前の抗議電話によって、このJade Goodyは番組から降ろされたとか。で、その後の謝罪のビデオもちらっと見たのですが、泣きながら謝罪する彼女の顔が、映画Batmanに出ていたジャック・ニコルソンのメイクそっくりだったなんて、とても言えません。あ、言っちゃった。

それにしても、インドの観光協会?が、Jade Goodyに対してインド旅行にご招待したそうな。ナイス!
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by kototora | 2007-01-22 16:05 | life in London
2007年 01月 21日

イギリスのスーパー

金曜から今日の日曜まで実に気持ちの良い晴天のロンドンです。窓全開で気持ちの良い外気を入れつつ仕事してます。

なお、いまはこんなに良い天気ですが、今週木曜の嵐はすごかった。特に風がすごく、BBCによると1990年以来の強風だったとか。その大嵐の中、ロンドン市内某所まで打ち合わせに行ったのですが、駅までのちょっとの道もまっすぐ歩けないぐらいの強風でした。すごかったなあ。

また、ようやく大嵐を抜けて職場に戻ってきて一安心と思ったら、建物に入ったのに外よりもすごいごーごーと風の音。何でだろうと思って周りを見てみると、警備員さん達が心配そうに吹き抜けの天井を見ていました。で一緒に見上げてみると、

。。。天井が波打っている!!

大風で天井がぐわんぐわん波打っており、いまにも剥がれそう。よく見ると、この天井、固いものではなくどうやら柔らかい素材のものを単に張っているだけの様子。うわー。ちなみに、私の職場のビルは数年前に改築された新しいけっこう斬新なデザインなんですが、中は昔のままのビルを使っているんです。しかも天井がこんなだったとは。。。幸い、この屋根が吹っ飛ぶ前に嵐が過ぎ去ってくれたのでよかったよかった。

ところで、忘れないうちに徒歩圏内のスーパー関連の備忘録です。ちなみに、一番よく行くのが一番遠いWaitrose(徒歩7分ぐらい)で、たまの贅沢にMarks and Spencer(徒歩5分)。家から最も近いSainsbury's(徒歩15秒)は私にとっては非常用です。

Marks and Spencer (M&S)
・全体的に質は良いものの割高
・生鮮食料品(果物、野菜、肉、魚など)は質高し
・フレッシュジュースはピカイチ(OrangeとLimeが好きかも)
・Cream chicken soupがなかなか美味(それ以外のスープはまずいもの多し)
・Pains au chocolat、Scottish pancakeはかなり美味
・サンドイッチもなかなか
・でも、お総菜(電子レンジ用)はいまいちだし高い

Waitrose
・M&S並みに生鮮食料品が良いことがある(ダメなときは全然だめ)
・それほど高くない
・フレッシュジュースはダメ
・お総菜もダメ(味が全くないか、変な香辛料がきつすぎ)
・サンドイッチもダメ
・お米など日本食材がそれなりにある
・日用雑貨の品揃えはピカイチ(というか、King's Road近辺ではここでしか売ってない)

Sainsbury's
・生鮮食料品は全くダメ。でも安い
・フレッシュジュースは全くダメ
・意外にも、お総菜が美味しい
・スーパーの袋に入れてくれる
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by kototora | 2007-01-21 20:25 | life in London
2007年 01月 20日

top gear復活!

車好きの皆さん、Richard Hammondの収録中の大事故で長らくお休みしていたBBC2の名物番組、Top Gearが再開しますよ!

といってもいつから始まるかは不明。coming soonだそうです。

この番組をご存じない方のために解説。単なる車番組なんですが、チャレンジと呼ばれるお馬鹿企画がすごく可笑しい。3人のキャスターのぼけとつっこみが良い味を出しています。なおYou Tubeで一部見られるのですが、その中では、パリの駐車場でのスーパーカーとか、キャンピングカーの回とか、妙に可笑しい。必見です。

楽しみだ!
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by kototora | 2007-01-20 11:24 | life in London
2007年 01月 19日

日本食レストラン認証

先日、政府が海外の日本食レストランへの「認証」制度を導入するとのニュースが流れました。さらに、今日のニュースで、パリJETROの主催によって、日仏有識者よりなる「日本食レストラン価値向上委員会」が、推奨日本食レストラン50店を公表したそーです。

もしかして、皆さん、暇??

パリの「日本食レストラン価値向上委員会」なるサイトから、20MBにもなる巨大なPDFファイルのレストランリストをダウンロードしてみた私も暇な人の一人かもしれませんが、なぜこんな「認証」だの「推奨」が必要なんだろ。

政府の「認証」制度に関しては、以下のような説明が日経ネットに出ていました。以下コピー。

政府は海外で急増している日本食レストランへの認証制度を2007年度から導入する。ブームに便乗して本来の日本食とはかけ離れた食事を出す店も増えているため、食材や日本的サービスの条件を満たす店だけに認証マークを与える。日本食への信頼度を高め、政府が力を入れている日本の農産品輸出を促進する狙いもある。

コピー終わり。本来の日本食って何?日本的サービスって?まったくもってよく分かりません。しかも誰がどういった基準で認定やら推奨するのかも分からない。こうったことが、日本料理のさらなる普及に役立つとでも思っているのかなあ。

たとえば、東京でこのような「本来の日本食」を出すレストランが認証できるのか疑問。有名どころでは、「Nobu」は伝統的日本料理を出すレストランではありませんよ、たぶん。高すぎていったことありませんが、でも美味しいと評判。ここは認証されるんでしょうか。また、かつての広尾のカーディナス(シノワになる前)は、とってもとっても美味しい刺身やお米を使った料理を出していましたが、どちらかというとカリフォルニア料理に分類されるもの。では認証できないんでしょうか。。。あと、ラーメンは?もともとは中華だけど日本に深く根付いた国民食になっていますよね。テレビでもしょっちゅう特集があり、ラーメンのguruまで出てきて、「ラーメン道」なる訳の分かんない講釈たれてますよね。ラーメン屋さんは認証できるんでしょうか?日本ですら認証なんてできるのか疑問なのに、なぜ海外でそれをしようとするのか。

さらに外国に目を向けると、たとえば英国。私の理解では、ロンドンでは90年代に伝統的英国料理の枠を超えたModern Britishというジャンルの料理が出現し、それによってロンドンが美食の町に変貌を遂げたと思います。ちなみに、このModern Britishは伝統的英国料理にフレンチやイタリアンを取り入れたもので、伝統的英国料理から見ると全くの異端児。でも、このModern Britishによってイギリスのレストラン業界、さらには英国人の料理や食事に対するとらえ方まで変わったのではないかと思います。

このように、様々なジャンルの料理が融合し、新たなジャンルの料理が生まれては消える、これが普通の姿であり、一方でかたくなに伝統的な料理を守るレストランもあることも普通。でも、どちらが良いとか、どちらが日本料理だと決める必要はなく、ましてや政府や商工会議所がきめるべきではないのでは?

もう一度言おう。皆さん、暇?

たしかに海外に住んでいると、「なんちゃって日本料理」に辟易することが多々あります。ジュネーブでもロンドンでも、これは中華だろって料理を出すレストラン(特に鉄板焼き系)が、堂々と高級日本食レストランを名乗っています。だって鉄板焼きだけじゃなくて寿司あるし、アサヒスーパードライやキリンラガーもおいてあるし。着物着て、おしぼりとか出す「日本的なサービス」も提供しているし。

でも、こういった「なんちゃって日本料理」が日本食の地位向上に寄与したことも忘れてはいけないと思います。わずか10年前、私がロンドンの大学院に留学していたときには、生魚を食べるなんて、と寿司に拒絶反応を示す人が非常に多く、ロンドンでも日本食レストランは在留日本人と一部のマニア向けだったと思います。それがいまや、街角に寿司レストランが林立し、スーパーにもカフェにまで寿司パックが売っているようになりました。現在の寿司ブーム、日本食ブームをもたらしたのは、「なんちゃって日本料理」のレストランが大きく寄与したのではないかと思います。

そんな認証や推奨する暇があったら、もっと別のことにエネルギーと税金を使って欲しい。美味しい日本料理かどうかは、個人が判断するべきもので、政府が決めるべきではない。ネット上の口コミ(Time Outや東京レストランガイド)に任せればよいだけのことだと思います。

個人的には、いいじゃん、「日本料理」でも「日本風」でも「なんちゃって日本料理」でも、美味しければ。

あ、もしや公務員の方や、「向上委員会」の方がタダで美味しい日本料理を食べるのが目的?そっか。そこだったか。
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by kototora | 2007-01-19 16:02 | gourmet & travel
2007年 01月 18日

Le Cauchemar de Darwin - ダーウィンの悪夢

今日のロンドンは嵐。強風が吹き荒れ、雨だそうです。でも、午後には晴れるとか。

ところで、一時帰国中に渋谷を歩いていて、ドキュメンタリー映画「ダーウィンの悪夢」のポスターを見ました。そのときはぴんとこなかったのですが、後で気づいたら、もう1年以上前だと思いますが、以前の職場の知り合いの方(妻の元上司)が、開発関係者だったら必見のおすすめ映画だと言っていたのを思い出しました。その話を聞いたときには、ジュネーブでは上映しておらず、アマゾンを探したのですがDVDは販売していませんでした。

超多忙だった一時帰国中に映画を見に行くことは当然出来なかったので、ロンドンに戻ってからDVDを探してみたら、米、英、日アマゾンにはありませんでしたが、なぜかフランス・アマゾンにあったので早速買ってみました。ちなみに、最近NHKBSでも放映したみたいですね。ちえ。なんだー。

ということで、この映画の感想です。以下、「ネタバレ」注意です。

この映画、タンザニアのビクトリア湖を取り巻く開発の現実を描いたものらしいのですが、率直な感想は。。。なんか違う、でした。

ビクトリア湖ではナイルパーチという巨大魚が放流されて一大産業となったことから、欧州から連日多くの貨物機が到着し、加工された魚の切り身がどんどん欧米や日本に輸出される一方で、街にはストリートチルドレンが溢れ、HIV/AIDSが蔓延し、劣悪な環境での生活を強いられている人たちがいる。ビクトリア湖はナイルパーチによって生態系が破壊され、まもなくナイルパーチですら住めない湖になる恐れもある。さらに、このパイルパーチの輸出に武器の密輸の陰が見え隠れする。。。

このように一見途上国の現状をうまく描いたように見えますが、本当の実態も全体像も見えない。むごい現状を描いてはいるが、本当にそれが全てなのか。ナイルパーチのおかげで豊かになった人がいるはず。また武器の密輸で豊かになった人がいるはず。政治家は?ビジネスマンは?また、ナイルパーチ産業の外で普通に生活している人たちにはどのような影響があったのか。米作農家は?普通にお店などを経営している人たちは?開発援助による格差はどうなったのか?そもそも、ナイルパーチが原因でこのような状況になったのか?もしナイルパーチがいなかったら?

こういった側面、というか問題の本質にはあまり触れず、ひたすらナイルパーチを取り巻く過酷な一面だけを描いたドキュメンタリーです。

また、何が問題なのか、何を描きたいのか作者の意図も読めない。環境破壊?貧困?犯罪?武器密輸?それら全てを含めた、いわゆるdeath spiral?おそらくは全部を描きたかったのではないかと思いますが。。。うまく描けたのか疑問ですね。

なぜ、英語が妙に上手い「画家」の少年が繰り返し登場し、いろいろ語るのか。彼はどう見てもこの世界では「勝ち組」。よい洋服を着て、新品の消しゴムやペンを使って絵を描いています。彼の口から述べられていることが、本当に真実を語っているのか?

運び屋のパイロット達もやたらに出てきますが、彼らは単に雇われた人たちで、何一つ真実を知らないはず。彼らではなく、もっと別なところにナイルパーチのもたらす富を享受している人がいるはず。本当の実態を知っている人がいるはずです。

武器の密輸にしても、運び屋たちが操縦して欧州から到着した飛行機に、いくつか彼らも中身を知らないとされている「貨物」が積まれていること、武器がこの町からアフリカの紛争地帯に流れているという噂。それだけで武器の密輸がなされていると結論づける強引さ。

この映画全体から、たとえば日本でシンナーを吸ったり悪いクスリをしている若者達だけを取材し、これが日本の若者だ!と言い切ってしまうような強引さと浅さを感じました。

現実は映像に描かれた通りだと思いますし、武器密輸もおそらく本当なんでしょう。でも、それだけが現実ではないはずだし、真実だとしたらそれを裏付ける情報を示さないと。表面的な悲惨さに加えて、あいまいな真実らしき「噂」を流すだけで、何一つ本当の真実が見えてこない。。。この映画が説得力に欠けるのは、このあたりに問題があると思います。「Super size me」の監督に同じテーマで映画を撮ってもらったら、もっと違うものになったんじゃないかなと思ったりします。

なお、この映画が原因でナイルパーチの不買運動がおこったとか。。。それは、矛先が違うんじゃないかと思います。我々先進国が途上国の貧困に直結しているのは、グローバル化したこの時代ではほぼ当たり前のこと。我々が着ている洋服も途上国の方がお世辞にもよいとは言えない環境で作られたものが多いと思います。では、途上国で作られて先進国に運ばれてきたものをボイコットすることで、本当に途上国の人たちのためになるのか、考える必要があると思います。。。おっと、これ以上いうとGlobalization反対派の人たちに刺されそうなので、やめとこっと。

そうそう、ちなみに私の買ったのは仏語版。現地の言葉(スワヒリ?)は全て仏語字幕でしたので、もしかして私の仏語力不足で肝心なメッセージを見逃している可能性もあります。とはいえ、その点は割り引いても、まあこんな程度の映画かな。

いずれにせよ、結論。浅すぎ。あまりお勧めしません。
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by kototora | 2007-01-18 17:26 | miscellaneous
2007年 01月 17日

Reference Manager研修

昨日、大学で開催されている大学院生向けの単発のコースに参加しました。テーマは、Reference Manager。実は何度も使ったことのある文献管理ソフトの研修でした。とはいえ、新しいバージョン(ver11)は初めてなので、やや古く錆びついた知識をブラッシュアップするのと、新しい使い方を取得することが目的でした。

このコースは、図書館の文献検索・管理の専門の方による3時間の講義でしたが、内容は。。。ちと初心者向けすぎたかな。でも、これまで疑問だったことを休み時間に直接聞けたりして、かなり有意義でした。また、専門家の方と知り合いになっておくと何かと有意義だし。

それよりも、こういったコースに参加するといつも思うのですが、こっちの大学って贅沢。

だって、ブレイク時には大学のカフェから、コーヒーと紅茶(といってもティーパックですが)、さらにビスケットが運び込まれて振る舞われました。まるで国際機関での会議のブレイクみたい。以前参加したResearch methodの研修でも同じでした。もちろん、コース受講費もコーヒーもタダ。職員向けならまだ分かるんですが、学生向けですよ。そんな大学のコースって日本であります?

ちなみに、普通の授業にはそんなサービスはありません。単発の研修ならでは、なんでしょうね。私の次回の講義は2月の予定。コーヒーでも出してみたら出席率が上がるのかな?はは。
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by kototora | 2007-01-17 14:50 | work
2007年 01月 16日

清らかな心

またまた途上国のお話。

先日、いつもとても頑張ってくれているお手伝いさんに、日本からお土産を買って帰りました。といっても、グリコのアーモンドチョコ一箱、安い髪用のピンと和風の小さな鏡。全部で1000円にも満たない程度の、本当にささやかなお土産でした。

で、つまらない物だけど。。。といって渡したら、彼女がえらく感激してくれ、こんなものはダッカでは手に入らないものだと、涙をぽろぽろこぼし始めました。さらに、せっかくのお土産のチョコをうちの娘にもあげようと、箱を開けようとするではありませんか。慌てて箱を開けようとするのを止め、自分で楽しんでと言いました。

なんか長く忘れていたことを思い出してくれた、とても素敵な経験でした。いろんなことに感謝し、その気持ちを忘れちゃいけないと思いました。あぁ、途上国っていいなと思えた瞬間でした。

実は、その前に成田空港で諸般の事情でかなりいやな気持ちを味わい、なんだかそれを引きずっていたのですが、彼女の気持ちで心が洗われたように思いました。

とはいえ、途上国には危険もつきもの。いろんなところで大変で、身近にも強盗にあって重傷を負った話などが伝わってきます。気をつけて欲しい。
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by kototora | 2007-01-16 04:58 | life in Dhaka
2007年 01月 15日

ブログを続けるということ

昨日のロンドンは異様にぽかぽかでした。コートなしで近くのスーパーまで買い物に行きました。やっぱし今年は暖冬。先日近くで桃らしき花が咲いており、この時期冬眠中のはず?のリスが走り回っているのをよく見かけます。なお、昨日のKing's Roadはバーゲン終盤なので混み混みでした。

ちなみに、私の両親から東京は最高気温10度前後で寒い。。。というメールが届きましたが、こちらは最高気温13度前後でぽかぽか。基準が違うのかなあ。ううむ。

ところで昨日、当ブログはカウンタで10万ヒットを超えました。どうも有り難うございます。ちなみに、私は99999だったときにアクセスしました。10万ヒットはスイスからのアクセスだったようです。

このブログの存在意義もそろそろ見直す時期かなあ。もともとは親族への連絡用&備忘録用に好き勝手書いていたのですが、最近は知り合いの方の読者が増えているので、かなり慎重に書いているつもりです。ちなみに知り合いの方のアクセスが増える一方で、親族のアクセスはあまりないのが現状です。

これは公開型ブログの宿命かも知れませんが、どんどんターゲットたる読者が変化していくのですね。本来は読者の変化に対応し続けるか、それとも対応しないで我が道を行くかのどちらかなんだと思いますが、どうするか決めかねています。したがって、書く内容の方向性がつかめない。これでは書いてもなんかあまり楽しくない。読んでいただいている側も同じなのかなと思います。ううむ。ま、もう少し様子を見ようと思いますが、思いっきり個人用備忘録&メモ用に特化してもよいかな、なんて思っています。

ちなみに、個人的に一番楽しかったのは、このブログの前身の、いまは閉鎖同然の個人ホームページで書いていたホテル&レストランガイド。とある親族からは内容に関して子供じみた嫌みを言われたりもしましたが、ごくごく一部にファン?もいたりして、ともかく好き勝手書いていて楽しかった。あんな書いていて楽しい内容だったらいいなあ。

さて、今週も忙しい。大きな会議が一つ木曜に。その準備は全く手つかず。だってデータまだ来てないんだもん。今日か明日届く予定。それからは大変だろうな。8千件の文献の処理も進めなくてはいけないし、次の講義の準備も頼まれてしまった。ううう。ちょと憂鬱。頑張らねば。
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by kototora | 2007-01-15 15:19 | life in London