London研究日誌

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2004年 09月 23日

国際機関日本人職員考 - 語学能力

私と妻が勤めている某国際機関には、我々以外に数十人の日本人職員の方が勤務しています。これら日本人職員の方々は皆さん大変優秀なのでいつも感心させられることばかりなんですが、いっぽうで個性的なヒトが多く、我々のわずか数年の勤務で経験した数々のエピソードで本数冊書けちゃう感じです。ということで、ここでも少しずつご紹介したいと思います。あ、かなり毒を含んでいますので、どなたか特定できないように気をつけますね。

今日は語学能力について。国際機関には母国語および英語に加えてさらに何ヶ国語か出来る人がごろごろいます。私は日本語と英語はまあまあできますが仏語ビギナーなので、会議の途中に仏語になったりするとかなり困ります。さらにスペイン語なんかも飛び交ったりしていますので、頑張らねば。。。

ところで、皆さんのまわりの海外在住あるいは海外留学した日本人の方で、

「英語(仏語など他の言語でもOK)中心の生活だから日本語が下手になっちゃってー」
日本語よりも英語が先に出るんだよねー」
「仕事は全部英語だから、もう日本語では仕事できないのよねー」

なーんて言う人いませんか?特に帰国子女ではなく、成人してから海外に出た人(含国際公務員)から何度もこの台詞を聞いたことがあります。これって自慢しているつもりなんですかね?たぶんそうです。この台詞を悲しそうに言っている人を見たことありません。

でも、ちょっと待ってください。□を日本語(母国語)能力、■を外国語能力とすると、この人たちは

赴任、留学前:□□□□□■
   ↓
赴任、留学後:□□□■■■ 

こういうことが言いたいんですよね。「■」の外国語能力が「□」の日本語能力にとって変わったと。ね。ね。ここを自慢したいんですよね、たぶん。でも、考えてみてください。

赴任、留学前:□□□□□■
    ↓
赴任、留学後:□□□□□■■■■

このように、日本語能力に加えて外国語能力が高い(伸びた)っていうのが本当に優れた人じゃないですかね!これに対して、上のパターンの人たちは自分の語学能力には限界があってこれ以上は伸びませんと言っているってことに気づいていないんじゃないかと思います。

私は、日本語がきっちりできたうえで外国語が出来る人になりたいと思います。。。頑張らねば!

ついでに言うと、私は留学経験者にありがちな口癖「Oops!」「Ouch!」「Sh*t!」などを日本で(あるいは日本人同士の会話で)連発する人はけっこう嫌いです。そんなに英語が得意なら、口癖だけじゃなくて政治でも哲学でも論じてよって思いませんか?私はそう思います。

b0020299_19472712.jpg最後に我が家に数日宿泊した仏語ぺらぺらの日本人女性の逸話。我が家のネコtoffee(出産前だったので当時は一匹のみでした)がおフランス生まれだと分かった瞬間からその後ずっと、ネコを見るたびにネコに向かって
「Bonjour Toffee, Ça va?」
。。。な、な、なんですとぉーー? さ、さばぁ??。。。相手はネコですよ?アンコを見ると狂喜乱舞し鰹節をこよなく愛する純和風に育ったただの雑種ネコですよ??腰砕けそうになりました。写真はそんなことに全く動じず無視して寝るtoffee。つまんない挨拶よりトロとアンコが食べたいんだにゃー
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by kototora | 2004-09-23 19:57 | work
2004年 09月 23日

生ワインの季節になりました!

以前の日記にも書きましたが、我が家にとっての秋の味覚の一つ、生ワイン(Vin Bourru)が今年も出始めました。先週末にフェルネの酒屋さんに今年最初の出荷予定日が今日、水曜だと聞いていましたので、仕事帰りに閉店間際の酒屋さんに駆け込んで生ワイン買って帰りました。


b0020299_8101484.jpgこれが生ワインの瓶です。大きめのガラス瓶に入って、これで一瓶2.5Euroと格安です。最初なので思わず多めに買ってしまいました。ブドウを絞って発酵途中で瓶詰めしているそうで、文字通りBourru(ぶっきらぼう)なワインです。ちなみに二瓶は我が家用、残りの一瓶は金曜の夜に同僚のご自宅に招待されたので、手みやげとして持っていこうと思っています。


b0020299_8161433.jpgで、中身はこんな感じ。かなり濃いめの色でちょっと濁っています。日本で言うところのどぶろくのような感じなんでしょうかね。今日は出来立てなせいか、甘みが強くてアルコールはまだかなり軽めでした。美味しかったあ。どんどん味が変わっていくので、急いで飲まないと!はは。

そうそう、我が家の近くのVersoix(ベルソワ)村のリンゴ農園から、今年のリンゴの収穫祭の案内がポストに入っていました。今年は10月3日とのこと。我が家は毎年この収穫祭に行って大量のリンゴを買っています。なんといっても新鮮で美味しくて安い!楽しみ楽しみ。ヨーロッパの秋はいろいろ楽しいですね。
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by kototora | 2004-09-23 08:24 | gourmet & travel
2004年 09月 22日

モントルーでSmoke on the water! - 今年の夏の思い出(1)

We all came out to Montreux on the Lake Geneva shoreline
To make records with a mobile - We didn't have much time

Frank Zappa & the Mothers were at the best place around
But some stupid with a flare gun burned the place to the ground

Smoke on the water - A fire in the sky
Smoke on the water

これでピンときた方はロック好きです。そう、Deep Purpleの往年の名曲「Smoke on the water」の出だしの部分です。Deep Purpleは1970年代初頭にスイス・モントルーを訪れた際にこの曲を作ったそうですが、30余年を経た今年の夏、彼らがモントルーにやってきたのです。これはもう行くしかないでしょう!

ということで7月4日、子供達をシッターさんに預けてジュネーブから車で一時間のレマン湖畔のリゾート地モントルーに行ってきました。ここでは毎夏、Montreux Jazz Festivalというイベントがあり、我々は毎年遊びに来ているのですが、我々にとっての今年のフェスの目玉はこのDeep Purpleのライブでした。

この日のライブは三部構成で、第一部がCheap Trick、第二部がStatus Quo、そして第三部がDeep Purpleと往年のクラシックロック好きには涙もののライブでした。我々は第一部のCheap Trickで大量のピック飛ばしを楽しんだあとは、第二部は湖畔でビールを飲んで鋭気を養い、本命のDeep Purpleに備えました。この時点ですでに夜10時半過ぎ。

夜11時をまわった頃にようやくDeep Purple登場!ボーカルのイアン・ギランが真っ白のネグリジェ?みたいな洋服で登場してロックスターというよりも教祖様だったのがちょっと?だったのですが、Deep Purpleらしいロックでスタート。でも、なんか知らない曲だなーと思っていたら、なんでも最近新しいアルバムを出したばかりらしくそこからの曲が続く。でも、数曲目で往年の名曲「Highway Star」がかかると会場も一気にヒートアップ!やっぱりこれでしょ。ちなみに、まわりはどう見ても40代、50代で普段は管理職か役員っぽい人ばかり。かなりせり出したお腹にもかかわらず、みんな頑張ってDeep Purpleとか書いてあるTシャツを着ていてちょっとおかしい。しかも、ちょい先にいたおじさん(会社役員っぽい感じ)は妙に甘い匂いのタバコ(のようなもの)を吸いながら陶然としていました。彼にとっての青春なんだろうねー。Deep Purpleにマリファナ。。。あ、言っちゃった。

いずれにせよ、なかなか本命の「Smoke on the water」が演奏されないまま午前一時をまわってしまい、さすがに我々も疲れてきたし明日の仕事もちょっと心配になってきたので、そろそろ帰ろうかと相談していた矢先、ちょっとJazzyな間奏のなかに聞き覚えのある旋律がぁ。。。。

キターーーーーーーーーー

って感じでした。周りのおやじたちもそう思ったに違いない。ちょっとダレ気味だった会場が一気に盛り上がり、最後はSmoke on the waterの大合唱でフィナーレとなりました。最高でした。

ちなみに、Montreux Jazz Festivalはストラビンスキー・ホールという会場をはじめとして、どの会場も比較的小さなところで行われるため、超一流ミュージシャンの演奏が本当に目の前で見れるのが一番嬉しいところです。今回は特に立ち席だったのでステージまでは10mぐらい。最高でした。なお、我々は、

2001年:ジェフ・ベック(本当はブライアン・メイも出る予定でしたが残念ながらキャンセル)
2002年:小曽根真とブランフォード・マルサリス(ジャズらしいジャズで楽しめました)
2003年:ZZ Top(これは最低でした。。。)
2004年:Cheap Trick/Status Quo/Deep Purple、サンタナ&豪華ゲスト(ハービー・ハンコック、チック・コリア、スティーブ・ウィンウッドなど)の二回

に行きました。ジャズ・フェスティバルといってもジャズらしい演目もあればロックあり、最近の流行あり(今年はDidoが一番人気だったかも)、と多彩な内容で飽きません。来年は誰が来るんでしょうか。楽しみです。

追記:このコンサートの様子がネット配信されていました。ご興味のある方はどうぞ。2003年のも!ずいぶんgenerousなんですね。
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by kototora | 2004-09-22 05:24 | gourmet & travel
2004年 09月 21日

どーでもよいことなんですが

レポートページの「今週曜別訪問者数」の昨日月曜の訪問者数が、なぜか2倍に。。。実際の訪問者数×2が表示されてます。なんでなんでしょ?
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by kototora | 2004-09-21 14:50 | miscellaneous
2004年 09月 21日

「本当に大切なことはみんな幼稚園で学んだ」(Robert Fulghum著)

今日、面白そうな本を見つけました。"ALL I REALLY NEED TO KNOW I LEARNED IN KINDERGARTEN"という本で、アメリカでは15版まで出ているベストセラーのようです。早速アマゾンで取り寄せようと思っているのですが、前書きだけ読んでもどきっとさせられる内容です。ちょっとご紹介しますね。
- Share everything.
- Play fair.
- Don't hit people.
- Put things back where you found them.
- Clean up your own mess.
- Don't take things that aren't yours.
- Say you're sorry when you hurt somebody.
- Wash your hands before you eat.
- Flush.
- Warm cookies and cold milk are good for you.
- Live a balanced life - learn some and think some and draw and paint and sing and dance and play and work every day some.
- Take a nap every afternoon.
- When you go out in the world, watch out for traffic, hold hands and stick together.
- Be aware of wonder. Remember the little seed in the Styrofoam cup: the roots go down and the plant goes up and nobody really knows how or why, but we are all like that.
- Goldfish and hamsters and white mice and even the little seed in the Styrofoam cup - they all die. So do we.
- And then remember the Dick-and-Jane books and the first word you learned - the biggest word of all - LOOK.

一部翻訳すると、
・全てを分かち合うこと
・公平に遊ぶこと
・他人を殴らないこと(傷つけないこと)
・散らしたら片づけること
・他人のものをとらないこと
・誰かを傷つけたら謝ること
・食事の前に手を洗うこと
・トイレを流すこと
・バランスの良い生活をすること

考えさせられませんか?いまの私に全てが出来ている自信はありません。えーと、トイレは出来ていると思うんですが。冗談はともかく、いま、もうすぐ11歳になる上の娘Aがいろんな面で悩んでいるようです。ちょうど精神と身体のバランスがとれていない時なのかもしれません。また、自分自身のアイデンティティを改めて見直して新たに確立する時期なのかもしれません。この本は私自身にとっても、Aにとっても何かのヒントになればいいなと思います。

この本の感想は追ってこちらで紹介したいと思います。

。。。ふと気になって調べたら訳本が出ているようですね。「人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ」(河出文庫)という名前のようです。砂場。。?知恵。。??? まあいいでしょう。原著と訳本と両方読んでみたいと思います。
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by kototora | 2004-09-21 03:19 | children
2004年 09月 19日

さようなら慎之輔

我が家にはネコが現在5匹います。母ネコ1匹、子猫4匹で、母ネコはトフィという名前です。トフィはフランス生まれですが、スイスに不法入国してそのままいついています。。。はは。実際には、2年前にフランス生まれの子猫をもらってスイスに連れてきました。

今年6月28日にトフィが子猫6匹を出産しました。黒っぽいメスのトラ猫が2匹、母ネコそっくりの茶色のオスのトラ猫が4匹生まれました。残念ながらそのうちの一匹(茶色のオス)は生後2日目に亡くなってしまいましたが、残りの5匹は元気にすくすくと育っています。いくらネコ好きの我が家とはいえ、子猫5匹+母ネコ一匹は多すぎますので、里親さんを募集したところ、無事メス1匹、オス2匹をそれぞれもらってくださるという話が決まり、すでにオス一匹は里親さんのところで元気に暮らしています。

なお、5匹の子猫たちは以下の通り。
・雌ネコ1(黒):オドゥエミと呼ばれています。この子は里親さんにもらわれる予定です。
・雌ネコ2(茶):このblogのアドレスの一部でもある名前、琴絵という名前です。兄弟の中で一番小さな子猫ですが、元気いっぱいです。我が家に残す予定です。
・雄ネコ1:慎之輔と呼ばれています。好奇心旺盛で額にV字模様があるのが特長。里親さんにもらわれる予定です。
・雄ネコ2:虎二と言う名前です。一番の美形で、この子の名前もこのblogのアドレスの一部で、我が家に残す予定です。
・雄ネコ3:シロと呼んでいました。すでに里親さんにもらわれており、元気いっぱいに育っているようです。里親さんの腕には無数のひっかき傷がある様子。


b0020299_2375577.jpg今日は、慎之輔(茶色のオス)が引き取られる予定で、あと一時間ぐらいで里親さんがいらっしゃいます。慎之輔は、兄弟の中で最も好奇心旺盛なネコで、すぐにちょっかいを出してきますが、人好きでなでられると一番ゴロゴロと気持ちよさそうにします。おそらく、兄弟の中でも最も飼っていて楽しいネコではないかと思います。ちょっと寂しいですね。。。左の写真は今日撮影した慎之輔です。

慎之輔、里親さんのところでも元気でね!

追記:里親さんのところでは、慎之輔改め「茶々丸」だそうです。かわゆいなぁ。
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by kototora | 2004-09-19 23:20 | cats
2004年 09月 19日

忙しい土曜日:ジュネーブ買い物事情(2)大型スーパー

昨日はフェルネの市場までの買い物をご紹介しました。今日はその後の買い物について。そうそう、一つ言い忘れたのですが、日曜はほぼ全てのお店がお休みなので、週末のお買い物=土曜日なのです。

我が家の近くのフランスの町にある大型スーパーChampionはフランス全国にチェーン展開しています。パリの町中にも支店があります。我が家の近くのChampionは郊外型の大型店で、食料品はもとより電化製品(冷蔵庫や洗濯機まで)、本、洋服、ガーデニング用品、簡単な家具まで売っています。我が家はここで毎週大型カートいっぱいの食料品を買い込みます。昨日もカートいっぱい、100Euroの食料品を買いました。

昨日はさらに車を20分ほど走らせて、Thoiryという村の大型ショッピングモールに行きました。ここは周りにはなーんにもない田舎なのですが、突如大型スーパーを中心に50以上の店舗からなるショッピングモールがどーんとあります。我が家は月に一度か二度、このショッピングモールに行きます。そのお目当ては、

パン屋のPaul:東京にも進出したフランス・パリの有名パン屋チェーンのPaulがここにお店を出しています。クロワッサンやフランスパンももちろん美味しいのですが、ケーキやタルトが実に美味。フランスやスイスのお菓子はとにかく脳がしびれるぐらいに甘いのが特長なのですが、ここのお菓子は甘さ控えめで、果物のおいしさを感じることができます。

ワイン屋のNicolas:これまたフランス全国にチェーン展開しているワイン屋Nicolasの支店があります。我々はワインよりもここのワインバー(カフェ)が大好きです。美味しいワインを飲みながら、とっても美味しい料理を食べることができます。

安い靴屋:名前は覚えてませんが、安い靴屋があります。子供靴ってすぐに使えなくなるので、何千円もするものって買う気しませんよね。でも普通の靴屋に行くと、最低でも3000円はかかります。で、昨日はここで下の娘Hのしっかりした運動靴二足を800円と1000円で購入。


昨日はここでお昼になったので、Thoiryからもっと奥の田舎の村、Peronというところの妻の同僚おすすめのレストランに行って来ました。すごいボリュームで美味しく安く、確かにおすすめでした。グラスワインを頼んだら、なぜかデキャンタで出てきてしまい、たっぷり二杯分。酔っぱらっちゃいました。

食事をして一息ついたら、補習校に上の娘をお迎えする時間になってしまいました。ということで濃いコーヒーで酔いをさましてから車に飛び乗って国境を越えてスイスまでお迎え。昨日は車が混んでいて、ちょっと遅れてしまいました。すまん、A。

その後、注文していた上の娘のメガネを受け取りにスイスのメガネ屋さんに立ち寄ってからようやく4時半頃に家に着きました。ふう、疲れました。
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by kototora | 2004-09-19 16:37 | life in Geneva
2004年 09月 19日

忙しい土曜日:ジュネーブ買い物事情(1)日本食材店とフェルネの朝市

土曜はいつも大忙しです。まず朝、上の娘Aを日本語補習校に送っていき、それから一週間分の買い物です。我が家は共働きなのでとても平日は買い物に行けません。また、日本のコンビニや深夜営業のスーパーのような便利なものはジュネーブにはありませんから、平日は夜7時にはどのスーパーも閉まってしまいます。ということで、土曜日が買い出しの日なのです。

ご存じの方も多いと思いますが、ジュネーブはフランスとの国境の街で、我が家からフランス国境までは車で5分程度です。フランスはスイスに比べて物価が安く、特に生鮮食料品の鮮度が良いので、我が家では週末の買い物はフランスのスーパーに行きます。ありがたいことに、国境すぐのFerney-Voltaireという町にChampionという大型スーパーがなぜか大小二軒あり、もうちょっといったところに日本にも進出したカルフール、さらに車で20分ほど走るとThoiryという村に大きなショッピングモールがあります。

ということで、今日の買い物の報告です。とっても長くなりそうなので二つに分割します。では、第一部の日本食材店とフェルネの朝市からスタートです。

今日はまず納豆や豆腐、トンカツソースを買いにジュネーブ市内の日本食材店「うちとみ」からスタートしました。この「うちとみ」さんは以前はジュネーブ駅からすぐの所にあったのですが、日本領事館の近くに今年の春移転しました。我が家は今回初めて新店舗に行ってみたのですが、ずいぶんお店のスペースが広くなり、品揃えも充実した様子です。でも、ちょっとだだっ広い感じかな?ちなみに、駅前の以前「うちとみ」のあった場所には、違う日本食材店「みやい」がオープンしてます。

次に、国境を抜けて(もちろんパスポート持参です) Ferney-Voltaireに。今日はまずこの町で毎週土曜に開かれている朝市に行きました。このFerney-Voltaireの朝市はジュネーブ近郊では規模が大きいことで有名で、生鮮食料品からパン、ワイン、衣類、古本、果てはベッドや家具なんてものまで売っていることがあります。今日は、美味しそうなプルーンを2kg買いました。3Euroでした。あと、なじみの八百屋さんでパッションフルーツをねらっていたのですが、今日はありませんでした。残念。

この朝市では日本人に嬉しいものや、こちらならではの珍しいものが手に入ります。例えば、こんな感じです。

大トロ:朝市には魚屋が二軒出るのですが、そのうちの一軒は鮮度が抜群で、マグロやサーモンはお刺身で食べられます。この魚屋ではマグロをぶつ切りにして切り身で売っているのですが、どの部分でも値段は同じです。ということは。。。そう、トロの部分も赤身の部分も値段は一緒なのです。私の理解ではトロの部分はお腹のあたりで、一匹につき左右2枚か、大きければ4枚になる計算になります。このトロは実に美味!!!もちろん、ぶつ切りのままですから自分でおろさなくてはなりませんが、1000円ぐらいでお腹いっぱいの大トロの刺身が食べられます。日本で買うと、おそらく五千円でも買えないと思いますし、寿司屋では。。。数万円でしょうか?こんな贅沢がジュネーブで出来るとは思っていませんでした。でも、早朝行かないとこの大トロの切り身だけがなくなっています。おそらくジュネーブ在住日本人のなかでこの大トロの切り身を巡る静かな争奪戦になっているのではないかと思います。

里芋:朝市のなかにアフリカ食材のお店があるのですが、そこでは日本人にはとっても嬉しい食材が手に入ります。その一つが里芋。ここの里芋は日本のよりもちょっと大きめですが、味、食感ともそのまんま日本の里芋です。

山芋:里芋と同じアフリカ食材のお店で山芋も売っています。一度買ってみたのですが、すごい粘りけとアクで、すり下ろしたら瞬く間にセメントのような色になってしまいました。日本でいうところの自然薯というやつなんでしょうか。どなたかアクの極端に強い山芋の調理方法をご存じの方、是非ともどうやって食べるのか教えてください。

オクラ:アフリカでもオクラ食べるんですね。サイズは日本のオクラの2倍ぐらいと大きなものですが、茹でて小さく切ると日本のオクラと一緒です。オクラはやはりアフリカ食材店で手に入りますし、スーパーでも時々売っています。

サツマイモ:こちらではジャガイモは山のように売っているのですが、サツマイモはほとんど見たことがありません。ところがアフリカ食材店にサツマイモがあったので焼き芋好きの我が家は一度買ってみましたが、なんだかとっても水っぽいサツマイモで×。残念ながらそれ以来買ってません。

春菊:すき焼きや冬の鍋物に欠かせない春菊ですが、海外で売っているのを見たのはここフェルネの朝市のアジア野菜が得意な八百屋さんの屋台(ベトナム料理屋台のちょっと手前)だけです。味は全く日本の春菊。嬉しいですね。秋から冬にかけてだけ出るようです。

空心菜:中華食材ですが、最近日本でもブームらしいですね。これも春菊を売っている八百屋さんの屋台で入手可能です。あ、でも夏だけかもしれません。

カボチャ:カボチャはもちろんヨーロッパでも多く食べますが、日本のと種類が違うようです。ハロウィーンの飾りにするオレンジ色のカボチャがこっちの一般的なカボチャなんですが、繊維質がきつい割には味は水っぽくてあまり美味しくありません。日本で食べるような甘みの濃いカボチャは手に入らないのかとあきらめていたら、アジア野菜が得意な八百屋さんの屋台で見つけました。これで美味しいカボチャの煮付けやカボチャスープができます。

:日本の梨が買えます。しかも、Nashiって書いて売っています。やはり秋に出る果物のようです。

:これもKakiって書いて売っています。日本の果物なんですね。

ザクロ(柘榴):ザクロはこちらでも一般的な果物のようです。日本のザクロよりもかなり大柄でグレープフルーツぐらいあり、食べがいがあります。

セップ:先日の日記に書いた秋の味覚のキノコです。店によって値段が大きく異なりますので、いつも慎重に値段を比較してから買うようにしています。今週は先週のトラウマで購入は見送ってしまいました。

生ワイン:これは朝市の横で通常も営業しているワイン屋さんでしかみたことのない、我が家にとっての特別の秋の味覚です。「生ワイン」とは、おそらくワインのためのブドウを収穫して絞っただけの状態で瓶詰めして売っているもので、店頭に並ぶ頃には発酵が始まって甘いブドウの味に混じってほのかなアルコールの味がします。また、シャンパンのようにちょっとぷちぷちと発泡する感じも味わえるというワインの産地ならではの収穫の秋の味覚ですね。なお、瓶の中でもどんどん発酵が進みますので、数日で飲んでしまわないとアルコールがきつくなりすぎて、かつ甘みもどんどん落ちてします。といっても、心配ご無用。とっても美味しいのでお酒があまり強くない我々夫婦も一升瓶ぐらいの大瓶を二三日でぺろりと飲んでしまいます。はは。ちなみに、普通のワインのようにコルクで密封してしまうと発酵が進んで瓶が爆発してしまうとか。是非日本のワイン好きの家族・知人達に飲ませてあげたいのですが、こればっかりは無理なようです。なお、簡単な銀紙のようなふたがしてあるだけなので、慎重に倒さないようにして持って帰ります。一度倒してしまって車中がワイン臭くなって大変でした。そうそう、今年はもしかしたら来週には出始めるかも。楽しみ楽しみ。

ジビエ:これも秋の味覚なんですが、ようは野生の鳥やウサギのことです。なんと、狩猟したまんま、毛皮も羽もぜーんぶついた状態で売っています。我が家ではさすがに買ったことがありませんが、皆さんどうやって調理するんでしょうね。そうそう、ちなみに店頭に並んだウサギを見て、下の娘Hは去年「うさしゃん、ねんね」と言っていました。今年はなんて言うんでしょうね。ちょっと楽しみですj。


この朝市の〆として、今日は屋台の揚げたてあつあつのチュロス(揚げ菓子)をはふはふしながら車に戻り、Championに向かいました。

ということで、第一部終了です。
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by kototora | 2004-09-19 05:26 | life in Geneva
2004年 09月 18日

キャンペーン

b0020299_3435663.jpg長かった一週間がようやく終わりました。月曜の早朝からプロポーザルを書いて忙しい一週間がスタートし、金曜には面接まで。。。今週はなんだか大変でした。

さて、この写真は何だと思いますか?いま、発展途上国ではHIV/AIDSが大きな社会問題になっています。発展途上国では多くの方がHIV/AIDSに感染し、さらに毎日多くの方が亡くなっています。国連をはじめ、国際機関は歩調をそろえてこのHIV/AIDSの問題に取り組もうとしており、その一環としてThe Global Fund to Fight AIDS, Tuberculosis and Malariaという新しい組織が昨年発足して活動を始めました。

このGlobal Fundの主な役割の一つに、HIV/AIDS患者に効果的なケアを提供するための資金集めと効果的な分配を行うことがあるのですが、この写真(もちろん合成写真)はそのキャンペーン用に作られたものです。

ちょっと背景を説明すると、昨今注目されているAIDS治療の一つにARV(antiretroviral)療法という薬剤療法があり、このARV療法に用いられる薬剤の価格が最近大きく引き下げられたことから、各国際機関をはじめ、各国政府や様々なNGOがこぞってこの薬をAIDS患者に提供しようとしています。もちろんGlobal FundはこのARVの薬剤のための資金提供も行っています。

このARV療法はかなり効果があると言われているものの、一方で様々な問題点も指摘されています。その端的な例は、薬配るのはいいけどいつまで続くのかとか、薬配って終わりなのかとか、本当に患者さん全員に薬剤が提供されるのか、などの批判(というか疑問)があります。で、悪い冗談として、

「ARV薬をヘリコプターに満載して空中から撒くのが効果的だよね、あはははは」

なーんて言っていたのですが(もちろんそんなはずはないのですが)。。。

あれ?Global Fundさん??ヘリで薬剤撒こうとしてません???  違いますよね。私の勘違いですよね。ね。

ううーん。この写真には何か深い思惑があるに違いない。いやきっと。たぶんそうですよ。。。

でもちと心配。
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by kototora | 2004-09-18 04:29 | work
2004年 09月 17日

面接試験を受けました

たったいまある国際機関のポストの面接試験を受けてきました。疲れました。。。

今回はなんと遠隔面接で、ビデオを使って行いました。ビデオカンファレンスは何度か経験があるのですが、難しいですよね。微妙にタイミングがずれるので、流れるような会話をしたくても、かくっかくって途切れちゃいます。しかも、双方の話がかぶっちゃうと全く何を言っているか分からないし。。。今回はさらに非常に訛りの強い英語をしゃべる方との面接だったので、なおさら疲れました。

結果はどうでしょうか?ま、期待せずに待つことにします。さて、コーヒーでも飲んで気を取り直して仕事仕事。
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by kototora | 2004-09-17 15:37 | work