London研究日誌

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2007年 05月 26日 ( 1 )


2007年 05月 26日

respectするということ

私の職場が最近なんだかきな臭くなっています。というのが、私の勤務している某大学の某Department(正確にはschool)には、分野別にいくつかのグループやresearch centreがあるのですが、とあるグループが、昨年ぐらいから突如専門分野を変更し、私の所属しているチーム(research centre)の専門分野を標榜し始めました。

当然、school内からは、同じ分野のチームが二つあるのは変なので、なんとかすべきだとの声が挙がり始め、とうとう来週火曜に両チームのacademic staffと偉いさんたち(professors)が一堂に会して会議を行うことになりました。もしや、両チームの合併も視野に入れた会議なのではないかと思うのですが。。。

ここでいくつか問題が。

私の所属しているチームは、その分野の専門家で構成されており、ハードコアな研究が出来る体制がある程度整っています。簡単に言うと深く掘り下げた研究を実施しています。それに対して、別グループは全く異なった分野の専門家で構成されており、当該分野はいわばケースでしかない。ということで、研究の視点がかなり表面的で浅い。

これだけだったらまだ良かったのですが、別グループの研究というか仕事の姿勢に関して、非常に大きな問題あり。

先日、その別グループの人が内部セミナーを開催し、これまでの研究成果なるものを発表していました。そこで我々のグループが驚愕したのは、我々のチームが構築しつつある、とあるframeworkを、堂々と自分たちの成果のように発表したこと。しかも、同僚が作成したpowerpointをそのまんまパクり、あたかも自分たちで作成したように発表したこと。

これにはさすがに我々のチームも堪忍袋の緒が切れて激しく抗議したものの、相手のグループからはこれといった反応はない。。。いったいどういったつもりなんだろう。内部セミナーとはいえ、研究内容の盗用も無断借用も言語道断。研究者としては決してやってはいけない行為なんだが。

この一件以来、どうしてもこのチームもチームの人たちのこともrespectできない。でも、根は悪い人たちではないはず。なんとかrespectの心を忘れずに、火曜の会議に臨みたい。

なお、この人をrespectするという気持ちは、大人として、あるいは人間として最も重要な資質の一つだと思います。自分でそれが出来ているかどうかはあまり自信はないのですが、日頃から心がけていることの一つかも。

どんなにイヤなやつでも、どんなにダメな人だとしても、目下の者でも、子供や幼児でもrespectする部分があるはず。心にもない浮ついたおべんちゃらを言うのではなく、respectすべき部分はしっかり認め、それ以外のヤな部分とは共存していくしかない。完璧な人なんていないし、自分の意志通りに他人が動くなんてあり得ない。

しかし、どうやら相手チームの一人(ドイツ人の男性)が、人をrespectして分別のある行動をとるということが全く出来ない人らしいというウワサを聞いてしまった。ちょっとでも自分の思い通りに行かないと切れまくり、子供のように黙りこくったり、あるいは相手を攻撃しまくるらしい。しかも常にnegativeな態度をとりまくるとか。。。ま、世間知らずの研究者と一言で言えば片づけられるのかもしれないが、研究者でもそんな人ばかりではない。幸い、私の現在の同僚たちは分別のある大人ばかり。これが普通なのかラッキーなのか。。。

あぁぁ、そんな分別のない人と一緒に仕事をする羽目になるんだろうか。

こんなことをつらつらと考えた土曜の早朝。。。
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by kototora | 2007-05-26 14:58 | work