London研究日誌

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2006年 04月 20日 ( 1 )


2006年 04月 20日

バスク食べまくり旅行4 - 2日目 レストランAkelareからBilbaoへ

San Sebastián(サン・セバスチャン)の市街地から細い山道を15分ぐらい走った海岸沿いの高台にミシュラン二つ星レストランAkelareがありました。
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駐車場から直接レストランの玄関にアプローチするあたりはあまり高級感はないものの、どっしりした扉とガラス越しに見える海に向かったダイニング(写真左手にちょっと見えるガラスの部分)は期待がもてそう。重いドアを開けてこじんまりとしたウェイティングバーを抜けてメインダイニングに行くと、一面のガラス窓から海!素晴らしい眺望が広がっていました。ここは夜よりも昼のほうが断然おすすめ。

午前中に海岸でのんびり散歩したり、サン・セバスチャンの市街地に誤って突入したりして遅くなった結果、もともとの予約からは1時間も遅刻してしまったので(午後2時到着)、我々の席を残してくれているか不安だったのですが、しっかり外がよく見える席を確保していただいていました。

前日の飽食はすでに過去のもの、お腹の空いた我々は、スペイン・グルメで噂に聞く20皿以上出るコースを期待していたのですが、こちらでは通常の3皿前後のコースのみ。なーんだ。ちとがっかりするものの、まわりで食べている人たちのお皿からは良い匂いが。期待が高まります。

さほどグルメではなく、どちらかというとミーハーな我々ですので、メニューからとりあえず有名どころを抑えようと言うことで、このレストランの売りであるお魚がやはり美味しそうなので、これは決定。あとはスペインということでイベリコ豚をチョイス。ラム肉のメインも美味しそうだったので、それも捨てがたい。。。など、今回はコースではなくアラカルトで注文しました。

まずはアミューズが運ばれてきたのですが、これがなんと4種類。アラカルトでもコース料理に20皿メニューが用意されていないこのレストランでも、20皿のスペイン高級レストランスタイルは健在のようです。この中で特に美味しかったのが、ペッパー(ピーマン)の天ぷら。揚げ具合完璧。たったのピーマン一個でしたが(しかもししとうのように細長いタイプ)かみしめて味わいました。

スターターは私がイベリコ。とろんとろんに煮込まれたイベリコ豚は超美味。でも、ちょっと塩辛かったかな。妻が頼んだ蟹サラダは写真のように見た目に美しい一品。味は美味しいものの、こちらもちょい塩きつめ。うーむ。
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さて、メインは私とYさんがラム、妻がmonkfish(アンコウ)でした。ラムはけっこう大柄で野性味あふれる味。良く言えば力強い、悪く言えばあまり洗練されていない感じでした。ちょっとハズレだったかも。それに対して写真のmonkfishは絶品。優しい味のソースとぷりぷりのmonkfishの身が最高。また、写真ではちょっと分かりにくいのですが、いくらのような赤い玉が散らされており、一見するとまさにいくら。でも味わってみると小さなトマトスープの粒でした。どうやって作るのかは不明。でも、この粒がとっても良い味で、最後の一粒まで完食しました。やはりここはお魚が良いかも。
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ということで、豪華なランチを食べ終わる頃にはすでに5時近く。すっかりスペイン時間になっていました。

さて満腹になったところで、この日の最終目的地Bilbaoに向けて出発です。で、最短ルートは来た山道をSan Sebastiánに戻ってから高速に乗ることだったのですが、それじゃあつまらないと、一般道をしばらく走ってから高速に乗ることにしました。

そこで車をBilbao方面に走らせてみると、なんと細くて曲がりくねった山道だったことか。ガードレールなんてもちろんない細い山道で、その向こうは数百mはあろうかという断崖。なんとか一山越えて降りきったところで高速の下を通過。もう山道はこりごりと高速に戻る道を探すもなかなか標識がない。

こんな感じでバスクの山道と山間の小さな村?町?を迷走し続けること1時間近く、ようやく高速に戻ることが出来ました。幸い日が長くなっていましたので、6時過ぎてもまだまだ明るい。Bilbaoに向けて車を飛ばし始めました。

小一時間山間の高速を飛ばしたあたりでBilbaoの標識が出始め、町並みが立派になって、いよいよBilbaoが近くなりました。で、どこで高速を降りるべきなのか慎重にviaMichelinのプリントアウトと標識を見比べていたのですが、なんだか分からなくなり、とりあえず降りてみたら高台の住宅地のど真ん中に降りてしまいました。これでスペインでの高速の出口2連敗。一度も正しく降りたことがない。。。ちと情けないかも。しかし、スペインの高速の出口標記は本当に分かりにくい。フランスのように番号でも付けてくれたらわかりやすいのに。。。

で、車が一般道に入ったところで、しばし困る。スペイン北部のドライブマップは事前に購入したものの、こんなBilbao郊外の住宅街の道まではもちろん出ていない。ランナバウトを3周ぐらいして対策を協議。たしかホテルはグッゲンハイム美術館から徒歩5分。川沿いにあったはずなので、ずーっと下の方に見える川らしきところまで降りてみようと、車を動かしはじめました。

川沿いの道までなんとか降りてみたら、なんとトラムが走っているのが見え、Bilbaoの町はずれに着いたことを実感。あとはひたすら川沿いに車を走らせていたら、目前に奇妙な建物が!図らずもグッゲンハイム美術館の真横を通り抜けて、夜7時すぎにようやくホテルに到着しました。
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by kototora | 2006-04-20 02:51 | gourmet & travel