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London研究日誌

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2008年 07月 08日

Chaos in Gare du Nord

相変わらず今日のフライトのチェックインは出来ない。空港でやるしかないんだろうな。。。本当に酷い話だ。BAめ!

もうひとつ酷い話。

昨日、とある会議に出席するために、パリ日帰り出張をした。予約時に、飛行機かユーロスターかちょっと悩んだ。というのが、価格では圧倒的に飛行機の方が安かったが(たしか、Easyjet£180、ユーロスター£270)、利便性を考えてユーロスターにした。

行きは順調。新しいSt. Pancras International Stationはなかなか機能的で快適。それに比べると、Gare du Nord(パリ北駅)に降り立ったらやはり古くてごみごみしているなと思ったが、そのときは気にもとめず会議へ直行。

ランチも食べずに4時頃に会議を無事終え、ふらふらしながらとりあえずGare du Nordまで戻り、そこですごく遅いランチを食べた。で、出発1時間前になったので出発ゲートに行ってみると、搭乗する列車の名前が貼られたところに人が並びはじめていた。1時間前はさすがに早すぎではないかと思ったのだが、その隣にあと30分で出発する一本前の列車の搭乗待ちの長い長い列が出来ていた。ちょっとイヤな予感がしたので、とりあえず並びはじめた。

そうすると、隣の一本早い電車に乗ろうとしている人の列が、なんと出発時間を過ぎても途切れず、だらだらと続いていた。結局彼らの列が完全に無くなったのは、出発時間の10分後だった。。。当然、私の乗る列車の搭乗手続きは、前の列車の手続きが終わってからだったので、予定されていた手続き開始時間を大幅に遅れてのスタートだった。

で、何が悪いのか分かった。搭乗手続きは、1)係員によるチケットの確認、2)機械式ゲートによるチケットの確認、3)出国手続き(パスポートコントロール)、4)入国手続き(パスポートコントロール)、5)手荷物検査、の順に行われるのだが、それぞれの場所があまりに近すぎて、人を溜めることが出来ない。また、それぞれのゲートの数が少なすぎて、一度に処理できる量が極めて限定されている。そうすると、徐々にしか人が通れず、かつ一つ一つがそれなりに時間がかかるので、これではのろのろとしか進まない。明らかに構造上の欠陥だ。

結局、出発時間の5分前にようやく全ての手続きを終えて搭乗ゲートに向かった。これでも、私はかなり早くから並んでいたので良かったが、私の後ろの長蛇の列が同じプロセスを完了するまでには当然時間がかかり、結局30分遅れで出発。途中のろのろ運転もあって、ロンドン着は45分遅れだった。疲れ果ててしまった。

また、学校がお休みになったこともあり、家族連れが多くて駅も列車内は激混み。実に酷い状態だった。最悪の時期に移動したんだろうな。しかも、昨日はロンドンのテロ7.7からちょうど3年だったので、警戒も厳重だったとか。

そんななか、待ち時間で周りを観察していて気づいたのだが、ロンドンとパリを比べると、パリの方が有色人種の割合が圧倒的に多いと感じた。また、「こいつに近づくのは危険だろう」と思わせるような人が圧倒的に多いのもパリ。ロンドンは安全なんだろうなと感じながら、パリの街を眺めていた。もっとも、私がいま住んでいるChelseaと、パリ北駅近辺を比べちゃいけないのかもしれないが。

by kototora | 2008-07-08 10:50 | gourmet & travel


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