2006年 01月 05日

飛行機関連のトラブル再び、その2 - 悪天候

今年は日本もヨーロッパも寒いですね。昨日の神戸もひどく寒く、凍えそうになりました。ジュネーブ&ロンドン滞在中も氷点下は当たり前でしたが、この寒さが我々の乗った飛行機にまで影響あるとは思ってもみませんでした。

ロンドンからの帰り(12/30)、前日までの寒さは緩み、あいにくの雨のロンドンでしたがlast minutesの買い物を済ませてHarvey Nicolsの5th Floorのカフェでお茶をしてから、ヒースローに向かいました。で、行きの苦い思い出から、かなーり早くチェックインをしてTerminal 4の免税品店街の一角で大盛りのランチを食べて搭乗を待っていました。今回はここまでは非常に順調で、あと数時間後には自宅に帰れると思い、せっかくなのでお店を冷やかしてチップスを買ったりして時間をつぶし、何の問題もなく搭乗できました。

帰りのBAもほぼ満席で、そのほとんどは年末年始をスキー場で過ごそうというリゾート客。私の隣も男女4人の団体さん(カップル2組)で、一生懸命シャモニの街の地図など見てどこで滑るかとかどこで遊ぶかなどを検討していました。

我々の乗った飛行機は予定通り午後3時過ぎに離陸し、予定通りジュネーブの上空にさしかかってきたので、もうすぐ我が家だと思っていたら、なぜかなかなか降りない。どうしたんだろうと思っていたら、機長から「ジュネーブ空港が雪と凍結のため閉鎖中」とのアナウンス。とりあえず30分ぐらい旋回するらしく、やれやれって感じで皆神妙に待っていたのですが、さらにアナウンスが。「ジュネーブ空港の閉鎖が解除されないので、とりあえず10分後にリヨン空港に降ります」だって。ちなみに、リヨンからジュネーブまでは車で2時間ちょっと。降りた後どうするんだろうと考えているうちにリヨン空港に到着。あたりは一面の雪景色でキレイでした。すると、次のようなアナウンス。

「ここリヨン空港でジュネーブ空港の再開を待ちます。5分程度で情報が入るはずですので、席でお待ちください」

皆あーあっていいながらしょうがなく待つ。でも、5分経っても30分経っても何のアナウンスもないので、トイレに立ったり水をもらったりだんだん皆うろうろし始めました。隣のシャモニ行きのカップルたちは旅行保険会社に電話をして、ジュネーブとシャモニ間のバスか何かの移動の手配の変更にかかる費用は保険でカバーできるのかと聞いていました。ちなみに、答えはノーでかなりぷんぷんしていました。

そうこうするうちに、「ジュネーブ空港の再開待ちとリヨンで降りてジュネーブまでのバスによる移送を検討しているので、もうしばらく待て」とのアナウンス。この時点で夕方6時を回り、そろそろお腹も空いてきたのですが、このフライトはなんとチップス一袋しか出なかったので、当然もらえるものはチップスのみ。とりあえずそれをもらって飢えをしのいでいました。隣のシャモニ行きカップルたちは、おそらくスキー場で飲もうと思っていたらしいシャンパンを空けて飲み始めました。

それでもまだ飛ばない。さらに待って夜8時頃に再度アナウンスがあり、「ジュネーブ空港の閉鎖は解除にならず、当機はこのままリヨンに留まるかヒースローに帰るかのいずれかになる予定」とのこと。さらに、「リヨンではホテルの空き室は無く、リヨン~ジュネーブ間の高速道路は雪のため閉鎖されている」とのアナウンス。

さらに、夜9時を回ってからまたアナウンスがあり、「当機はヒースロー空港に戻ることにした。乗客のみなさんのためのヒースロー空港に近いホテルは手配済みで、明日のジュネーブ行きのフライトのどれかに振り替える予定。ただし、リヨンで降りたい人は降りても構わないが、その後の移動費用は個人負担になる。また、リヨンでのホテルの空きはなく、ジュネーブまでの高速道路も閉鎖中。さらに、チェックインした荷物はリヨンでは取り出せず、ヒースローに戻る」とのこと。で、大騒ぎのなか乗務員が一人一人ヒースローに帰るかリヨンで降りるかを聞いて回りました。結局、こんな悪条件にもかかわらず、20人ぐらいの人がリヨンで降りたみたいです。

ちなみに、このBAの決断に隣のシャモニ行きカップルたちが切れ、翌日のジュネーブ行きの飛行機に本当に乗れるのかどうか確約もないのにヒースローには帰れん、と乗務員に食ってかかり、一時はリヨンで降りる覚悟をしていたようですが、最終的には朝7時半か8時半のいずれかのジュネーブ行きの便に全員乗れるらしいということが判明して、ヒースローに帰ることにしたようです。しかし、彼らは「Don't you have any contingency plan???」と乗務員に食ってかかっていましたが、ヒースローのホテル&翌日のフライトがまさにcontingency planではないのかなあと思いつつ、下手に口を出すとどうなるか分からなかったので、そのままほっておきました。ま、彼らにしてみると、ジュネーブ空港からシャモニまでの移動とシャモニのホテル一泊分、さらに半日~まる一日のスキーの日程が飛んでしまったわけですから、怒りたくなるのも分からんではないのですが、BAの乗務員には何の罪もないんですよね。。。ま、そう思ったものの口には出しませんでしたが。

ともかく、帰ると決まったらすぐに飛び立つものと思っていましたが、長時間氷点下のリヨン空港に停まっていたため、機体とその周りが完全に凍結してしまったとのことで、そこらの氷を溶かす作業やら空港の離陸許可待ちなどでさらに一時間以上かかり、結局深夜12時すぎにようやく離陸となりました。もちろん、機内食の追加などはなく、あるのは少量の飲み物とチップスのみ。途中からトイレの水も出なくなるありさまで、酷い状態でのフライトでした。

結局、ヒースローに戻ったのは夜中の2時を回っていました。いつもは超厳しいパスポート・コントロールの職員も大変だったねと優しく、Landing Cardの提出の必要もありませんでした。で、チェックインした荷物を受け取り、疲労困憊して空港近くの安ホテルに転がり込みました。ホテルに着いたらすぐにBAに電話をして翌日のフライトの予約を確認しなくてはならなかったのですが、我々家族に用意されたフライトは翌朝8時半発。ってことは7時前にはホテルを出なくてはならず、睡眠時間は4時間もない。さすがにこれでは大人はもちろんのこと、子供たちにはきつすぎるので、14時発のフライトに変更してもらいました。

ちなみに、翌日の朝食は用意されていましたが、驚いたことにその日の夕食は用意されていませんでした。ほぼ10時間以上拘束したあげくに出てきたのはチップスと飲み物だけですよ?しかも、我々が滞在したのは安ホテルだったので深夜はルームサービスもなし。何か食べるものはないのかとホテルのレセプションで聞いたら、BAから明日の早朝出る人用に朝ご飯のBoxが用意されているとのこと。とにかくなんでも良いからもらって部屋で空けてみると、コーンフレークとジュース。典型的な朝ご飯でしたが、とにかくコーンフレークに冷たい牛乳をかけて食べ、ばったり寝ました。

翌朝は8時過ぎまでゆっくり寝てシャワーで目を覚ましてから、ホテルのレストランで暖かい朝食をお腹いっぱいいただき、再度Terminal 4の免税品店街を堪能してから、ようやく1日遅れで帰宅となりました。ジュネーブ空港は昨日の閉鎖が嘘のように雪も氷もほとんどありませんでした。なんだかなあ。家に帰ってみると、お留守番だったネコたちもさすがにお腹をすかしてにゃーにゃー言っていましたが、たんまり餌をあげて事なきを得ました。

ということで、トラブル続きのロンドン旅行でしたが、トラブルは飛行機だけであとは楽しかったですねえ。その報告はまた後ほど。
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by kototora | 2006-01-05 12:44 | gourmet & travel


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